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世界遺産の町 ジョージタウン

カピタン・クリン・モスク ペナン島の中心地ジョージタウンは東西貿易の拠点として発展し、世界各国の商人が往来してきた。そんな背景をもつこの町が2008年、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産委員会で「マラッカ海峡の歴史都市群」として、マラッカとともに世界遺産に登録された。18世紀末のイギリス支配時代の面影を残す街並みや、コロニアル様式の建造物、住居などを構成していることが高く評価され、マレーシアでは初めてとなる文化遺産として登録が決定した。

宗教建築にも注目

ジョージタウンの街には20以上もの文化的価値の高い建造物が点在している。ペナン最高傑作といわれている中国寺院のクー・コンシー、19世紀初頭にインド人によって築かれた回教示威のカピタン・クリン・モスク、マレーシア、インドネシア内で最も歴史ある英国境界セント・ジョージ教会などがある。

北部のビーチエリア

北部エリアの中心はバトゥ・フェリンギだ。海岸沿いに高級ホテルが並び、日が暮れてくると、観光客目当ての夜店がメインロードにずらりと並ぶ。昼間は閑散とした雰囲気だが、夜はまさにエキゾチックな観光地といった様相を呈してくる。

自然を満喫

同じく北部にあるのがタンジュン・ブンガ。こちらにもいくつかのホテルがあるが、どちらかといえば住宅地といった印象が強い。埋め立てが進み、高級コンドミニアムなどの建築ラッシュとなっている。北西部のテロッ・バハンまで行けば、高床式のマレー家屋や素朴な桟橋が見られる。テロッ・バハンの周辺には、国立公園、バタフライ・ファーム、トロピカル・フルーツ・ファームなど自然を満喫できるスポットが多い。

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