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ペナン(マレーシア)の基礎知識

ペナン島はマレーシアのマレー半島の西方、マラッカ海峡に位置する島で、対岸のマレー半島部分バタワースと合わせてマレーシア・ペナン州を構成しています。マレーシア随一のリゾート地で、「東洋の真珠 (The Pearl of The Orient)」とも呼ばれています。2008年に世界遺産に登録された市街地のジョージタウンと、島の北部のパトゥ・フェリンギ、テロック・バハンなどの高級リゾートホテルが立ち並ぶビーチという二つの観光地の側面を持っています。

観光地なのでペナン国際空港がありますが、日本からの直行便がないため、クアラルンプールやシンガポール、バンコク、香港など周辺国の空港で乗り継いで行かなければなりません。ちなみに、日本からマレーシアの首都クアラルンプールへの直行便でも6時間半から7時間かかります。時差は1時間しかなく、日本時間から1時間引くとマレーシアの時間になります。サマータイムはありません。

ペナン、ランカウイなどマレー半島西海岸の気候は熱帯雨林気候で、年平均の気温が28℃~29℃と1年中常夏です。季節は雨期と乾期に分かれますが、どちらの季節でもスコールと言われるにわか雨が降ります。特に雨季にあたる6月~9月は熱帯モンスーンの影響を受け雨が多いですが、1日中雨が降り続けるということはありません。なので、10月~5月の乾期に旅行に行くのをおすすめします。

公用語はマレーシア語ですが、マレーシアは多民族国家の為、中国系住民社会では中国語、インド系住民社会ではタミール語が使用されています。また、各民族間で会話をする際は広く英語が使用されているので、ホテルやレストラン、ショッピングモールなどでは英語が話せれば困ることはありません。しかし、せっかく現地を訪れたのであれば、一言でもいいので現地の言葉を話してみると良いでしょう。そうすることでコミュニケーションがとりやすくなるでしょう。

水道水はそのままでは飲み水として利用できませんが、沸騰させれば、飲み水として飲むことが可能です。屋台やレストランで出される水や氷も基本的には沸騰した水を使用しているので特に問題はありませんが、衛生管理の悪い屋台やレストラン、胃腸の弱い方はミネラルウォーターを携帯するといいでしょう。

ちょっとした雑学ですが、マレーシア第二の都市にジョホールバルがあります。サッカーが好きな人ならば聞いたことがあるでしょう。ジョホールバルはサッカー日本代表が1998年に開催されたFIFAワールドカップ・フランス大会のアジア地区最終予選を戦った場所で、FIFAワールドカップ本戦初出場を決めた場所でもあります。これにより「ジョホールバルの歓喜」と呼ばれるようになり、日本人に知られる都市となりました。

ちょっと、話がそれてしまいましたが、マレーシアは日本とも関係が深い国です。是非行ってみて世界遺産やリゾート地を楽しんで来てください。

マレーシア観光ガイド

マレーシアは治安が良く、物価も安いため、旅行のしやすい国かと思います。

そんなマレーシアで行っておきたい都市や観光地を調べてみました。

1.クアラルンプール

クアラルンプールはマレーシアの都市ですが、移民者が多いため、多様な文化に触れることが 出来ます。

クアラルンプールで行っておきたい場所は、「ペトロナスツインタワー」ではないでしょうか。1998年に完成し、その後5年の間、世界一高いビルとして位置づけられていました。高さは圧巻の452メートルで、街のどこにいても見ることが出来るビルだそうです。

昼と夜、どちらで見ても素晴らしいそう。特に夜はビルがライトアップされるそうなので、見るとしたら 夜が良いかと思われます。

2.ペナン島

ペナン島と言えば「ジョージタウン」。中国・インド・マレー系など、様々な文化が入り混じった街です。 ヒンドゥー教の寺院やイスラム教徒が建てた寺院、中国の寺院など色々な建物があり、 どれも特徴的な装飾が施されています。

3.コタバル

マレーシアは様々な民族が暮らしているとご紹介しましたが、「コタバル」は住民の多くがマレー系です。そのため、「多様な文化も良いがマレーの文化も感じたい!」という方には最適な観光地だと思います。コタバルに来たら行っておきたい場所が「セントラルマーケット」。日本のフリーマーケットのような形式で食べ物や布などが販売されています。中にはあまり見たことがないような珍しい食べ物が売っているとか。商品数が多いため、何を買うか迷ってしまうかもしれません。コタバルに行く予定の方は、一度セントラルマーケットに足を運んでみてはいかがでしょうか。
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